鶴岡八幡宮は初詣客ベスト10に入る人気神社!見どころは?【参拝記】

鶴岡八幡宮本殿 国内旅行情報
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鎌倉にある大きな神社、鶴岡八幡宮。毎年初詣に訪れる参拝客ランキングでベスト10に入るくらい人気のある神社でもあります。
さらに歴史のある神社でもあるため、年末年始だけでなく普段から多くの観光客で賑わっています。
2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも大きく関わっているゆかりの地でもあり、近年はさらに人気を博している神社です。
今回は、この鶴岡八幡宮について参拝してきたので、頼朝ゆかりの場所や見どころとともに、レポートします。

※今回すべて見られなかったため、再訪した際に追記していきます。
※訪問時期:2022年10月

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鶴岡八幡宮の歴史は?

1063年に源頼義が、奥州平定の際に源氏の氏神を祀ったのが始まりとされています。由比若宮です。

この由比若宮を源頼朝が現在の地に遷し、1191年に現在の上宮下宮の形になりました。

静御前が源義経を想い舞った「舞殿」、源実朝が倒れた「大銀杏」など歴史的なスポットもあります。

武士の習わしである「流鏑馬」。毎年9月16日に「流鏑馬神事」が行われています。

平安時代から鎌倉時代、そして現在へと、はるかかなたの時を感じることができるでしょう。

鶴岡八幡宮の見どころ

鶴岡八幡宮の見どころは数多くあります。

段葛

鎌倉駅から鶴岡八幡宮にアクセスする際に通る一本道は、まさに段葛。若宮大路の中心部です。春には桜がとてもきれいです。その他の季節でも、すっと通る一本道が清々しく、歩いてみたくなる道でもありましょう。

源頼朝が北条政子の安産を祈願して造られたとされています。

段葛の両側が車道となっており、さらに歩道があります。この歩道沿いに多くのお店が立ち並んでいるため、段葛を歩くかウィンドウショッピングをするか迷うかもしれません。

途中で横断歩道もあるため、行き来することは可能です。

大きな鳥居

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若宮大路を抜けると、鶴岡八幡宮の入り口となる大きな鳥居があります。

源平池

鳥居をくぐってすぐの両側に池があります。向かって右側(東側)が源氏池、左側(西側)が平家池となります。源氏池は家の繁栄を願って3(産)にちなみ3つの島を、平家池は滅亡の4(死)にちなみ4つの島となっているのが特徴です。

太鼓橋

以前は通ることができましたが(滑りやすくて大変だった記憶があります。)、現在は通行できません。

広い参道

参道はかなり広いです。砂利道も多いため、歩きやすい靴をオススメします。

手水舎

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清めの水があります。

舞殿

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鶴岡八幡宮の参道をまっすぐ進むと目に飛び込んでくるのがこの舞殿。静御前が源義経を想って舞ったとされています。建物は残念ながら当時のものではありません。現在は神事・結婚式が行われています。

大銀杏

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源実朝が公暁に殺害された大銀杏の木があった場所。以前はとても大きな銀杏の木があり、御神木となっていました。

しかし2010年(平成22年)に、残念ながら天災により倒木してしまいました。現在は新しい芽が出ています。もともと生えていたご神木は隣に移されていて、見学することができますので、その大きさを感じることができるでしょう。

大人1人など簡単に隠れられるな、と思ったものでした。

現在大銀杏の眼の前に、病気平癒の大縄が設置されているため、見学しづらかったです。

幹の一部は、大河ドラマ館が開催されている「鎌倉文華館鶴岡ミュージアム」の隣にあるミュージアムカフェで、大銀杏の幹の一部を見学することが可能となっています。

大石段

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本宮へ繋がる大階段。かなりしんどいので、ゆっくり上がってください。混雑していても、上りづらいほどではありません。

上りきったところから見る景色はとてもきれいです。

晴れていれば鎌倉の街を一望できます。由比ヶ浜まで見えるそうです。

上りきった達成感で振り返る余裕はないかもしれません。参拝後に眺めるのもオススメです。

本宮

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八幡宮の八の字が鳩になっているのも特徴のひとつ。重要文化財になっています。源氏の氏神を祀っていることからも「武運の神」として、信仰されてきました。ご利益は、勝負運というところでしょうか。

本宮の両側にお守りを受けられます。

西側でおみくじが引けたり、御朱印を受けられたのですが、現在は大石段の入り口の隣になります。

西側奥に宝物殿があり、拝観料を納めれば見学可能です。

西側からゆったりとした階段で下りることができます。下りる際はこちらからがオススメです。初詣などの混雑の際は、こちらの道に誘導されます。

若宮(外宮)

こちらの西側で祈祷受付、御朱印の授与(書き置き)がされています。

白旗神社

源頼朝と源実朝を祀っています。この2人にちなみ学業成就や必勝祈願にご利益があるとされています。

柏槙(びゃくしん)

源実朝が宋から取り寄せて植えたとされる木

鶴亀石

パワースポットとされています。

旗上弁財天社

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源氏池の島のひとつにあります。源頼朝の旗上げにちなんでいます。出世運のご利益があるそうです。

こちらでも御朱印をいただけます(書き置き)。

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政子石

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旗上弁財天社の奥にある祈願石。良縁・夫婦円満のパワースポットとなっています。

今宮

承久の乱で配流された後鳥羽上皇、土御門上皇、順徳上皇を祀っています。

丸山稲荷社

八幡宮内では一番古い建物で、室町時代のものといわれています。商売繁盛のご利益があるそうです。

鎌倉文華館鶴岡ミュージアム

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「鎌倉殿の13人」大河ドラマ館が開催されています。2023年1月9日までです。

見学記はこちらになります。

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拝観料はある?

拝観料はありません。宝物殿や鶴岡ミュージアムなどはかかります。

いつでも開いている?

季節によって開門閉門時間が異なっています。

開門時間

4月から9月は5時~21時、10月から3月は、6時~21時が開門時間となっています。年末年始は開いています。

お守り・おみくじ・御朱印は?

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公式サイトには特に記述がありませんでした。実際に行った限りですが、開門時間ならば、授与されそうです。

なお、御朱印は2022年10月現在書き置きのみ対応になっています。

疲れたときには休憩所へ

ただし、かなり早い時間に閉まってしまいます。

筆者が参拝した際には16時半で営業終了していました。

休憩したい、と思ったら、営業終了し、入ることもできませんでした。要するに座る場所もないのです。
幸い、トイレは休憩所の外にあるため、利用可能です。夕方の場合は、それほど並ばずにトイレに行くことができそうです。
 

参拝にあたっての注意事項など

筆者の経験から、注意事項をお伝えします。

かなり歩きます

とにかく広いので、参拝だけでかなり歩きます。歩きやすい靴がオススメです。砂利道が多いため、素敵な靴も一瞬にして汚れます。

サンダルは砂利が入り込み、エラい目に遭いそうです。

行程には余裕を

ひとつの神社だから余裕余裕、そんな風に思っていませんか?

鶴岡八幡宮は、新相模一の宮だそうです。伝統あふれる神社です。

今回、調べてみて分かりました。見どころ満載神社で、すべて見てまわるのはかなりの時間がかかります。

行程には余裕を持たないと、その後の計画がズレます。予定時間を大幅にオーバーし、すべて見られないかもしれません。

逆に見たいところを絞ってしまうのもオススメです。

筆者は甘くみていました。大河ドラマ館、八幡宮の参拝、すべて満足できると思っていました。甘かったです。帰宅後、あれも見ていない、これも見逃した、多数ありました。しかし、脚の疲労が限界でまわることができませんでした。みなさまは後悔されぬよう。。。

トイレに余裕を

参拝客が多いため、トイレは混雑が予想されます。

トイレに余裕を持つことをオススメします。

アクセスは?

鶴岡八幡宮は、アクセスしやすい場所にあります。

電車の最寄りは鎌倉駅

JR鎌倉駅や江ノ島電鉄鎌倉駅から徒歩で10~15分程度です。混雑している小町通りを見学しながらの場合は、もっとかかってしまいます。

参拝者専用駐車場も

参拝者専用の駐車場があります(有料)。9:00〜19:30です。 

普通車の駐車料金:1時間まで600円、以降30分毎300円

基本情報

住所:〒248-8588 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31

電話:0467-22-0315

公式サイト:https://www.hachimangu.or.jp/

地図

足をのばして…

鶴岡八幡宮を参拝して余裕がある場合は、こんなスポットがオススメ。

由比ヶ浜

鎌倉駅への道に入らず、そのまままっすぐ進むとおよそ15分で由比ヶ浜に着きます。海をのんびり眺めるのもオススメです。

北鎌倉方面

鶴岡文庫や今宮を訪れたあと、通りの道をそのまま歩けば北鎌倉方面に行けます。北鎌倉方面は、建長寺や円覚寺という有名なお寺があります。ただし、上り坂のため、きついです。

北鎌倉方面からのんびり観光し、鶴岡八幡宮にたどり着くというルートの方がオススメです。

大倉幕府方面

北鎌倉とは反対側方面もおすすめです。大倉幕府跡の石碑、源頼朝の墓、北条義時墓、大江広元墓、覚園寺、永福寺跡などあります。こちらは大河ドラマ「鎌倉殿の13人」関連ですね。

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