2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。源頼朝が征夷大将軍になる過程から北条氏の執権体制の確立までを描いており、頼朝の側近となり、果ては2代執権となった北条義時が主人公です。
鎌倉幕府のあった鎌倉の地や北条氏の出身地である伊豆が舞台となっています。
この鎌倉で、2023年1月9日まで大河ドラマ館が開催されています。
今回、この大河ドラマ館に行ってきましたので、レポとともに見どころなどをお送りします。
※訪問時期:2022年10月
場所は鶴岡八幡宮境内
鎌倉の「鎌倉殿の13人大河ドラマ館」は、鶴岡八幡宮の境内にある「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」で開催されています。
鶴岡八幡宮は、大きい神社で、門が開いている時間帯においては境内へ出入りが自由にできます。そのため、混雑状況を見てからにしようなどという場合にも足を運べます。
若宮大路をまっすぐ進み、鳥居をくぐって参道をてくてく歩いていると、左側に入口があります。大きな看板があるので、分かりやすいです。
チケット事前購入の検討を
「鎌倉殿の13人」の人気ぶりがうかがわれるのですが、混雑状況次第では入場できないおそれもあります。
写真は入口の看板ですが、「ただ今入場できます」との表示があります。あまりに混雑の場合、入場できません、になるのかもしれません。
チケットは時間帯が細かく指定
当日、チケット売り場で入場チケットを購入できますが、入場時間帯が30分単位できっちり決まっています。そして、入場するまで列に並びます。
休日など混雑時は、チケットを購入してすぐに入場できないのです。
例えば、13時から13時30分のチケットを購入した場合、13時からしか入場できませんし、入場するための列に並びます。上の写真のように、時間帯によって並ぶ列が区切られています。
13時になると先頭から順番に入場が開始されますので、それに従って入場することになっています。
ネットで事前購入も可能
インターネット上で、チケットの事前購入もできます。買えばその時間に確実に入場できます。
ただし、窓口で購入するのと同じく、日時がきっちり指定して買わなければなりません。キャンセルはできません。
そのため、鶴岡八幡宮に着いたところで、スマホなどを利用して購入するのがおすすめです。
空いているときならば、直接窓口で購入した方が安心かもしれません。
チケット購入ページ:https://webket.jp/pc/ticket/index?fc=51816&ac=9000
入場料は?
入場料は、大人1,000円、子ども(中学生以下)500円です。未就学児は無料です。障がい者手帳の介助者も無料となっています。伊豆のような相互割引などはありません。
入場してすぐのところでパンフレットをもらい忘れないように
階段をのぼり、北条義時がお出迎えですっかりテンションが上がったところで忘れてはならないのが、パンフレット受け取り。
こちらのパンフレットで「鎌倉国宝館」(こちらも鶴岡八幡宮境内にあり)と「鎌倉歴史文化交流館」にそれぞれ1回無料で入場できるようになっています(チケット半券代わり?)ので、受け取らないともったいないですよ。
その後は鎌倉国宝館と鎌倉歴史文化交流館へ
— 🐈⬛軍神猫ぴぴ助🐈⬛✨ (@pipisuke_1007) March 5, 2022
ここは大河ドラマ館のパンフレット持参で入場料一回無料です😸✨
歴史文化交流館では畠山重忠の甲冑、源平合戦屏風と吾妻鏡や太刀やら沢山あって楽しかったです😊
※載せているのは全て撮影可のものです。 pic.twitter.com/7tHIaNfrJP
広いスペースで展示は豊富
こちらの大河ドラマ館は、それなりに広いため、かなり展示があります。ただし、写真撮影不可なものも多いです。
ドラマについての説明
この大河ドラマについての説明があります。登場人物紹介も。
大倉御所についての展示
記念撮影はなりきり鎌倉殿に
衣装展示や等身大パネル
ファンの多い、畠山重忠の衣装も展示されています。
映像放映は2ヶ所あるので注意
映像は2ヶ所あるので注意が必要です。出てこのパネルの向こう側に部屋があり、そちらでも映像を見ることができます。
階段を降りてしまうと、出てしまい、再入場できなくなります。気をつけてください。
ゆかりの地が多すぎるので、巨大パネルに
お土産関係は出てから1階に
お土産関連は退場してから「鎌倉殿ミュージアムショップ」で買えます。
入場券がなくても大丈夫
こちらの「鎌倉殿ミュージアムショップ」は入場券がなくても入れますので、見学してから、ちょっと休憩したあと、など好きなときに来れます。
鳩サブレーは若宮大路沿いの豊島屋へ
鎌倉銘菓の鳩サブレー。鎌倉殿の13人のオリジナル缶も話題を集めました。現在はすでに販売終了かもしれません。
鳩サブレー自体は、こちらのミュージアムショップでは売っていなかったので、若宮大路の豊島屋でどうぞ。鶴岡八幡宮の休憩所でも鳩サブレーの旗があったので、扱っていると思われます。
やってしまった衝動買い。
— なつ隊(単騎) (@nn_design_07) November 23, 2022
鳩サブレーは我慢しようと思っていたのに、足が勝手に豊島屋に行くわ口が勝手に“大河缶一つ”って言ってるわ。
でもこれは可愛すぎよ~…。#鎌倉殿の13人 #鳩サブレー #大河ドラマ館 pic.twitter.com/SaGW3mTdoY
伊豆でも開催されている大河ドラマ館と何が違うの?
伊豆でも開催されている大河ドラマ館。違いはあるのでしょうか。
基本的な部分は共通
実際に両方見学した筆者の感想ですが、基本的な部分はそれほど変わりません!
ドラマ紹介やサインなど、共通している部分も多いです。
パネルの種類・展示
しかし、記念撮影スポットのシチュエーションや展示している衣装が違います。
鎌倉の方が広いためか、等身大パネルの数が多いです。伊豆になくて鎌倉にあったパネルとしては、後鳥羽上皇や頼家、実朝、比奈、三浦義村、源義経が挙げられます。他にもあったかもしれません。
さらに、撮影で使用した小道具の展示が鎌倉の方が多かったですね。スペースの問題かもしれません。
伊豆の方は、撮影スポットについてありましたが、鎌倉ではなく、その代わりに大倉御所の説明になっていました。
伊豆の見学記はこちらになります。
アクセスは?(鶴岡八幡宮境内)
こちらの大河ドラマ館が開催されているのは、鶴岡八幡宮の境内にある「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」です。そのため、鶴岡八幡宮へのアクセスを中心にお伝えします。
JR鎌倉駅・江ノ島電鉄鎌倉駅から徒歩で
鎌倉駅から徒歩10分から15分くらいです。
参拝者用駐車場を利用できる
有料ですが、利用できます。ただし、混雑に注意が必要です。
基本情報
住所:鎌倉市雪ノ下2-1-53 鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム [鶴岡八幡宮境内]
電話番号:記載なし
営業時間:9:30 ~ 17:00(最終入館16:30)
開催期間:2022年3月1日(火) 〜2023年1月9日(月・祝)
公式サイト:https://taiga-kamakura.jp/
地図
パンフレットで入場できる鎌倉国宝館・鎌倉歴史文化交流館の地図