赤ちゃんパンダのシャンシャンを一目見たいと連日多くの人が上野動物園へ足を運んでいます。しかし、遠方から上野動物園へ行こうとすると、交通費がかかりますし、滅多に行くことができないため確実に見たいと思うものでしょう。こうした方のために、実際に上野動物園へシャンシャンを見に行った筆者の経験をもとに、攻略法をご紹介します。
シャンシャンとは?
そもそもシャンシャンって?という方のために、一応お伝えしておきます。シャンシャンは、上野動物園で2017年6月に誕生したもうすぐ2歳の赤ちゃんパンダです。リーリーとシンシンの間に生まれました。
すくすくと成長し、元気いっぱいお転婆だと評判のパンダです。その愛くるしい姿を見ようと、多くの人が訪れ、行列を作っても見たいというのです。連日30分待ちから長いときには2時間近く待たないと見ることができないレジェンドパンダでもあります。
なお、2歳になると、中国に渡らなければならない約束だとか…。見に行くなら今のうちです!
平日を狙うべし
上野動物園は大人でも600円という破格の安さで入場することができます。気軽に入園できるのも魅力的です。そのため、休日のシャンシャンは60分待ち当たり前になっているようです。
上野動物園のTwitterで詳細情報
詳しい待ち時間は、上野動物園の公式Twitterで定期的に確認することができます。
こんな感じで、確認できますよ。
この記事を書いているときには、春休みシーズンのため、やはり厳しい時間になっていると予想されます。
休日よりも、平日を狙うのが待ち時間を短くできるポイントです。
朝一番から行くべし
シャンシャンを見に行く場合は、開園時間の9時30分に間に合うように行くようにすることをおすすめします。確かに、朝一番の場合は、フリーパスの方やシャンシャンファンで多いのですが、それほど待ち時間が多くありません。
筆者が木曜日の開園15分前から並んだときは、おそらく15分待ちくらいでシャンシャンを見ることができました。
その日は、シャンシャンを見たあとひととおり園内を回ってから、再びシャンシャンの元へ行ったのですが、そのときは20分待ち。ただし、お昼寝でした。
開園くらいだと、もしゃもしゃ朝ごはん?の笹を3匹とも食べており、昼過ぎにはすべて寝てました。
こうしたことからも、朝一番で足を運ぶ方がよいと考えます。
じゃあ、ひととおり捌けそうな10時過ぎでいいのでは?と思うかもしれません。私は別の平日に10時30分頃行きましたが、その頃は既に30分待ちでした。
何回も見て回れる
シャンシャンを見るために、長時間並んだとしても、動きながら見学しなければならないため、実質的にシャンシャンと出会える時間はわずか1分程度とちょっとさみしい感じになります。
しかし、朝一番に行けば、再度並んで見ることができます。こうしたことからも、朝一番がおすすめなのです。
子どものための優しい配慮
子ども連れの場合は、何回も並べない!そんな方のために、上野動物園では、子ども専用レーンが登場しました。
子どもは1回見ると十分に思う場合が多いけれど、大人のレーンで同じような短時間だと、「シャンシャン見えなかった」と泣きわめく危険があります。しかし、子ども専用レーンは、がっつり近くで見られます。直前で子ども専用レーンに入りますので、待ち時間は大人だけの場合と同じなので、不平等感も控えめです。
天候が悪い日は逆にチャンス
天候が悪い日は、近隣の人はあえて動物園に行こうとしないでしょうから、逆にチャンスです。せっかく遠方から来たのに、残念…ではなくシャンシャンにたくさん会えるチャンス日になります。
ドキドキの上野動物園の動向
パンダの繁殖期に合わせて、リーリーとシンシンが同居を開始すると、すべてのパンダ見学が中止になってしまうと発表がありました。繁殖期は2月から5月ですので、上野動物園の発表に注意しましょう。
https://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&inst=ueno&link_num=25495
① 同居の実施について
交配のため、リーリー(オス)とシンシン(メス)の同居を数日間実施します。
② 展示について
パンダが繁殖に集中できる落ち着いた環境を整えるため、パンダ舎周辺の立入り規制をおこないます。
これにより、シャンシャンを含めて全てのジャイアントパンダの展示が中止
となります。
ご理解・ご協力くださいますよう、お願い申し上げます。
パンダ用の新しい場所を建設中!
パンダファンの方なら既にご存じかもしれませんが、ニュースをゲットしてきました。上野動物園では現在新しいパンダ施設を建設中で、2020年3月頃オープン予定になっています。イメージを見る限り、これから行列を作る必要はなくなるかもしれません。楽しみですね。
すっごくカワイイのでぜひ見学をおすすめします!
パンダは成長するにつれて大型になっていくので、子パンダのかわいい時期はそれほど多くありません。日に日に大きく成長しているので、興味がある方はぜひ見学をおすすめします。実際に見ると写真で見るよりかわいいですよ。