3時間半で行けるアメリカ、グアム。日本人も多くバカンスに訪れる観光場所です。何回も旅行したことがある筆者が、グアムの基本情報についてお伝えします。
身近なアメリカ
グアムは、ざっくり表現すると日本とオーストラリアの真ん中あたりに位置する島です。サイパンも近くにあります。
3時間半の飛行時間
日本からグアムまでは飛行機で約3時間半。沖縄が約2時間半、台湾が約3時間半。かなり近い場所にある海外といえます。
成田:日本航空(JAL)、ユナイテッド航空(UNITED)
中部(セントレア):ユナイテッド航空(UNITED)
関西国際空港:ユナイテッド航空(UNITED)
福岡:ユナイテッド航空(UNITED)
※ユナイテッド航空は、全日本空輸(ANA)のコードシェア便を運航しています。
時差は1時間だけ
日本とグアムの時差は1時間だけ。グアムが1時間進んでいます。ハワイは19時間(1日と5時間)ですから、時差ボケになることはまれでしょう。
グアムの時間は、日本プラス1時間
英語が標準語
グアムはアメリカ領ですから、標準語は英語です。お金はアメリカドルを使用します。海外旅行という気分を味わうことができます。
コンパクトで迷わない
グアムの観光ホテルは基本的には横並び。コンパクトにまとまっています。どのホテルを選んだとしても、まったく移動手段がないというように困ることはないでしょう。ただし、目的によって利用しやすいホテルはさまざまです。
グアムはこんな人にオススメです
筆者が勝手に判断した、こんな方にグアム旅行をオススメします。
海外旅行ビギナー
グアムは沖縄までの飛行時間にちょっと足す程度。そのため、長時間座るのが苦痛な赤ちゃんやシニア層でも行くことができるリゾート地です。日本語もある程度通じることなど、海外旅行に行ってみたいけど不安、チャレンジしてみたいという方にちょうどいい観光地となります。大学生が友人と卒業旅行に行く場合も。
ハワイと沖縄のいいトコ取りをしたい
筆者のグアムへの印象は、ハワイと沖縄のいいトコ取りです。
沖縄のように気軽に行けて、英語が分からなくても何とかなる。でも、ハワイのように常夏の島で外国。マリンアクティビティ、ゴルフ、バカンス、などなど色々と楽しめます。
それなのに、移動時間は沖縄にプラス1時間(手続きなどがあるのでプラス2時間でしょうか)。機内食も楽しめる。飛行機で映画を鑑賞するなど、ちょっとのんびりしていたらグアムに着いてしまいます。
忙しい芸能人も多く訪れているといいます。これはバカンスを楽しめるのに、移動時間の短さと時差ボケにならないというメリットからだと思います。
まさにハワイと沖縄のいいトコ取りをしたい方におすすめです。
常夏の島でバカンス
グアムは観光を産業としている島のため、バカンスを楽しめるようなアクティビティやロケーションとなっています。ホテルロードというように、ほとんどのホテルが海沿いのメインロードに建てられています。トロリーバスが運航しているため、移動にも困りません。
マリンアクティビティなどは、オプショナルツアーなどで送迎があります。ちょっと離れたホテルのショーの場合、無料で送迎がついてくる場合がほとんどです。
英語の勉強にも
グアムは日本人しか旅行に行かなかったのですが、近年では他国の人も観光に訪れるようになっています。そのため、一時期は日本語がほとんど通じるといっても過言ではないほどだったグアム(ホテルやレストランなど観光の範囲)も英語が必要になる場面も多くなっているのです。
これは英語力を磨くチャンスでもあります。
免税でお得に
グアムは島全体について消費税がありません。いわゆるすべてが免税。そのままの値段を支払えばよいのです。もっとも、クレジットカードには為替手数料が若干発生していますので、通常の為替レートとは異なります。
アメリカ製品が安く手に入る
グアムはアメリカなので、アメリカの会社の製品が日本に比べて安く手に入る確率が高いです。免税店はさらにお得になっていますので、欲しい商品があればもちろんのこと、ちょっとしたウィンドウショッピングも楽しめますよ。
プチハワイ気分も味わえる
グアムは南国の島なので、ヤシの木が生えていたり、フラショーが楽しめたり、ハワイと同じ雰囲気を感じることができます。もちろんハワイではありませんので、ハワイと同じというわけではありません。プチハワイといったところでしょうか。
日本語が通じるところも多い
グアムは、日本人への観光プロモーションを長年実施してきたため、日本人が安心して旅行できるよう日本語を話せるスタッフを多く配置しています。ホテルなどは日系の会社が経営しているため、こういったホテルを選べば、日本人スタッフがいるため、滞在中困っても相談に乗ってもらえるなど安心です。
マクドナルドは昔から、日本語は通じません。英語と指差しで頑張るしかありません。
こんなところに注意しよう!
グアム旅行での注意点をお伝えします。
コンセントプラグが違う
グアムはアメリカゆえ、コンセントプラグが異なります(3つ穴)。もっとも、電圧が世界対応のものならば、3つ穴の2つのところに差し込めば使用可能な場合も。持参する場合は、メーカーのホームページなどを確認しましょう。ドライヤーなど熱源を持つ電化製品は電圧の関係で故障してしまったり、最悪火災の原因にもなります。
近年は、USB電源を用意してくれているホテルも多くなっています。そのため、アダプターがなくても、USBケーブルを持参すれば、スマホなどの充電は問題がないことが多いのです。宿泊するホテルはどうなっているのか確認しておきましょう。
やっぱり外国
グアムは日本人を対象にプロモーションをよく行っているので、それなりに過ごしやすいところですが、やはり外国です。夜に出歩かない、出歩く場合はドアtoドアでタクシーを利用、送迎を利用、昼間でも人通りの少ない道を一人で歩かないなど、防犯意識を持つことも必要。
外務省の海外安全ホームページ(https://www.anzen.mofa.go.jp/)には直近で起きた事件などが記載されています。ここに目を通しておくだけでも、よいと思います。さらに、たびレジにも登録しておくことをオススメします。
グアム情報ページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_224.html#ad-image-0
たびレジ:https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html
台風直撃!
沖縄によく台風が直撃して飛行機が飛ばなくなり旅程が狂う、というトラブルに見舞われるといったことと同様に、グアムも台風の通り道。台風シーズンは、飛行機の欠航や遅延が多く見られます。9月のシルバーウィークシーズンなどは台風が多く発生する時期なので、旅程には余裕を持って組むようにする必要があるのです。
自然豊かでのんびりできますよ
グアムはハワイと同じようにバカンスとしてのんびり骨休めができるリゾート。いろいろなアクティビティがあるので、誰でも楽しく過ごせますので、オススメです。
グアム政府観光局の公式ページ:https://www.visitguam.jp/
※たまにキャンペーンなどを実施しているので、旅行前にチェックしておくとよいですよ。
JALのグアム便ページ
https://www.jal.co.jp/inter/route/gum/
ユナイテッド航空のページ