いつもよりお得にお買い物できる免税店ってなに?

ハワイ情報
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ハワイ旅行ツアーに参加すると、ほとんどといっていいほど連れて行かれる、または、集合場所などで行くことになる免税店があります。ハワイを出発するときの空港でも目にするかもしれません。お得っていうけれど、一体どういうことだろう?と特に初海外旅行だと謎に思うでしょう。今回は、そんな免税店のお話を簡単にしていきます。

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とにかく税金がかからないってこと!

免税という名のとおり、免税店では税金が免除されています。ハワイではどんな商品にも5%程度の消費税がかかりますが、免税店ではその税金がかかりません。そのため、同じ商品を買うならば、少なくても税金分の約5%を支払う必要がないのでお得に買い物ができるのです。

そのため、免税店=お得、という触れ込みは間違っていません。

ただ、消費税分だけなのか、はたまた関税分も免除されているのかなどは、その国の政策や商品などによって異なります。

日本の消費税と同じく、ハワイでも買い物、食事の際に約4.166%(オアフ島のみ約4.712%)の州税がかかる(バスの料金などは税込み)。またホテルの宿泊料金には州税のほかに9.25%のホテル税が加算される。

https://www.arukikata.co.jp/money/guide/9H/prices/5.html

1.「免税」でのお買い物とはどういう意味ですか?
免税でのお買い物とは、その地域の関税・税金の全部または一部を支払わずに、外国からの旅行客が個人で使用するための商品を外国で便利に購入できるようにする制度です。

https://www.dfs.com/jp/hawaii/faq

免税になるには条件がある

基本的に外国人旅行者

免税で買い物をするためにはいくつかの条件を満たす必要があります。たとえば、外国人旅行者です。日本でも最近、免税などの文字を見かけることも多くなりましたが、基本的には外国人旅行者が対象となっています。ハワイで免税になるためには、ハワイ旅行で来ている人が対象となっているのです。日本でもそうですが、数日以内に出国するなどの条件を満たせば利用できることもあります。

そのため、いかにも日本からハワイに旅行しているという人でも、ここでの買い物では帰りの搭乗券(もしくはeチケットなど証明できるもの)やパスポートなどの提示が必要になるのです。

商品の受け取りは空港で

さらに、購入した商品は、その場で受け取ることができず、空港の搭乗カウンターの近くで受け取ることになる場合があります。飛行機に乗り遅れてしまうと急いで搭乗ゲートに行くと受取忘れてしまうことがあるので、注意が必要です。

実は免税になっていない場合も

免税店で購入できる商品のうち、免税ではなく普通に税金が徴収される場合があります。なぜか不思議ですが、徴収されてしまいます。筆者はホノルルの帰りの空港で化粧品を購入したら、ガッツリ税金を徴収されました。ワイキキの免税店で購入していたら、税金は取られません。同じ運営元のはずなのに、どうしてなのだろう、とクビをかしげた覚えがあります。

ホノルルでは2カ所しかない

ホノルルにある免税店はワイキキにあるdfsギャラリアとイノウエ国際空港の制限区域(出国手続きが済んだ場所)のdfsギャラリアのみです。その他のショップはすべて税金がかかります。

日本では出発空港や到着空港でも

日本の場合は、ハワイへ出かける際の出発空港の免税エリアでは税金なしで買い物ができます。到着においても、タバコや酒、硬水は到着ショップがあり、購入することができる空港も増えてきています。

日本で市中免税店を利用できる場合も

外国人旅行客を対象としている免税店の中には、日本人も利用できるところがあります。いわゆる市中免税店というところなのですが、海外旅行出発前1週間などの条件を満たすことで買い物が可能です。当日の空港でゆっくり買い物をする時間がないという場合には便利です。

もっとも、出発空港では予約ができる商品もあり、少々割引サービスなどが実施されている場合もあります。時間がない場合でも、出発空港の免税店のページをチェックしてみることをおすすめします。

たとえば、成田空港のJAL免税店

https://www.jaldfs.co.jp/shop/default.aspx

免税店で買い物をするときに注意すべきこと

本当にお得?安い?

免税店ではかなり安い場合もあります。特にワイキキの場合、PRADAやHERMÈSなどは、免税店で購入するとかなりお得です。日本の半額で買える商品もあるほど。もちろん円安の場合にはそこまで安く買えない場合もありますが。

さらに、化粧品も免税店特別モデルで量が多いというお得なものも扱われています。そのため、かなりお得に買い物ができる場合がほとんどでしょう。

しかし、いわゆる街中のデパートなどでキャンペーンを実施していたり、セールになっている商品があり、実は似た商品を安く購入できる場合もあるのです。消費税を支払っても安いなんていう場合も。

ワイキキからちょっと足をのばせばアウトレットにも行けますので、免税店で買うよりもはるかにお安く手に入れることができるブランドもあります。

こうしたことから、免税店だからといって、すべて安い、という先入観を持たない方がよいでしょう。

価格は変動する

免税店の価格は、日本の空港でも同様なのですが、為替レートなどで調整されるため、安くなったり高くなったりします。そのため、行った日の場合は、高かったということもあるのです。価格はそこそこでも、キャンペーンなどで安くなる場合もありますので、日本語のできる店員さんに聞いてみるのもおすすめです。

受け取り忘れに注意!

免税店で購入した商品は、出国時に空港で受け取ります。毎回、係の方が名前を連呼しているのを耳にしますので、ついうっかり受け取り忘れているのかもしれません。旅の疲れが出ていて、すっかり忘れている場合もあるのでしょう。同行者がいれば、きちんと伝えておくなどして、受け取りを忘れないようにしましょう。

買いすぎ注意!

ハワイで税金が免除されたとしても、思わぬ落とし穴にはまる可能性があります。それが、日本の税金です。日本に帰国する際には1人あたりの免税額が決まっています。これを過ぎると課税対象になってしまうので、気をつける必要があります。

たとえば、20万円以上には税金がかかりますが、実は1品が1万円以下のものならば、免税になるので、合算しなくてもよい、などという複雑な決まりになっています。1万円以下のTシャツやお菓子などをたくさん購入しても帰国時の税金はまったく関係ありません。バラマキ土産は問題ありません。

※海外旅行者の免税範囲について

http://www.customs.go.jp/kaigairyoko/menzei.htm

日本でも気軽に免税店を利用できる場所があった!

海外旅行の予定がなくても、外国人旅行者ではなくても、日本人が免税店を利用できる場所があります。それは、沖縄(那覇)です。

那覇空港には化粧品やお酒などの免税店があります。飛行機に乗って、帰る人は誰でも免税価格で購入することができます。その他の商品などは、那覇空港からゆいレールというモノレールに乗ってカンタンに行けるdfsギャラリア沖縄があり、そちらの免税店で買い物することができます。こちらのショップの場合、すべての商品が免税ではなく、ちょっと混乱するかもしれませんが、免税価格で買い物できるショップも多くあります。

価格は、成田空港などの海外旅行に出発するときとだいたい同じくらいという印象です。そのため、沖縄に旅行する機会があれば、免税ショッピングで買い物してみるのもおすすめです。

ワンポイントアドバイス

価格の情報収集を忘れずにしておきましょう。女性の場合は特に化粧品を免税価格で購入すると非常にお得になる場合があります。そのため、免税店のチェックをしているかもしれません。しかし、出発空港で買うのが安いのか、ワイキキのdfsで買うのがよいのか迷うかもしれません。この場合、口コミなどを参考にして事前のチェックを忘れないようにしましょう。

なお、免税品は外国仕様の場合があり、成田空港など日本の空港で取り扱っている外国ブランドの化粧品と、日本のデパートで購入できる化粧品と、同じ商品なのに成分が異なる場合もあるといいます。敏感肌などの方は事前チェックをおすすめします。

なお、価格については、以下の方法でチェックしてみましょう。

・日本国内のデパートや公式サイトで価格チェック(量も)

・出発空港の価格は予約サイトでチェック

・現地の価格はブログなどの記載(ただし、変動する場合があるので注意)やUSの公式サイトの価格(基本的にこの価格より免税店で扱っている方が同じか安い)をチェック

楽しいハワイ旅行を!

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