2023年9月29日、日本航空(JAL)と関連会社のJALUXが、空港売店「BLUE SKY」を、同10月1日より、順次「JAL PLAZA」へ変更する旨を発表した。
BLUE SKYって?
BLUE SKY は、JALの関連会社であるJALUXが経営している売店で、JALが就航している空港にはほとんどある。
近年では、独自サービスの御翔印(とそれを収納する御翔印帳)をヒットさせている。
JALカードなどで割引
JALファンやJAL利用者を主なターゲットとしている売店ゆえ、1,000円以上の購入で、JALカードやJALGlobalWALLETの提示(支払いはカードか現金)で5%割引となるサービスを提供していた。
さらに、JALカード特約店だったため、割引とマイルが多く貯まる売店ゆえ、重宝していたカード所有者も多い。
JAL PLAZAへ名称変更
ショップの名称が「JAL PLAZA」へ変更になる。
正確には「JAL PLAZA AIRPORT SHOP」に変わる(旧 Twitter情報)。
https://twitter.com/BLUESKY_JALUX/status/1707713014139703439
2023年10月1日より、順次リブランドされていく。
2024年4月でJALカードなどの割引なくなる
プレスリリースによると、JALカードの割引は、2024年4月で終了となる。
そうなると、GWの帰省や旅行の際は、こちらの割引の恩恵を受けなくなるので注意が必要だ。
マイル積算率UPへ
割引がなくなる代わりにマイル積算率がUPするという。
マイルが貯まれば、特典航空券へより近づくが。。。
JALカードの場合
JALカードの場合、200円→2マイル(ショッピングプレミアム100円→2マイル)が、200円→4マイル(同100円→4マイル)とUPする。
単純に2倍になる。
JAL Payの場合
スマートフォンQRコード決済である「JAL Pay」の場合、200円→4マイルが200円→6マイル(同200円→8マイル)となる。
JAL Global WALLETの場合
JAL Global WALLETの場合は、200円→1マイルが200円→3マイルとなる。
結局どうなのか?
気になるのが、これが改悪かどうか、という点だろう。
特典航空券の場合はもっと価値があるが、電子マネーに変えるとすれば、最低でも1マイル1円の価値はある。
単純計算すると、1,000円で40マイルになる。
他方、今までは5%引きで50円。さらに950円にJALカード支払いで18マイルついている。
あまりいい変更とはいえなさそう。
JALオリジナル商品の拡充
空港売店の中でも、羽田空港第一ターミナルにJALグッズを販売している大きなショップがある。
ここまでの品揃えは、制限区域内では見かけない。
今後、こうした商品が充実されるようだ。
航空業界に襲いかかったさまざまな苦境。そんなコロナ禍を乗り越えて、旅行の需要も増えてきている。
いい方向になる転換になることを期待したい。
参照:JALUXプレスリリース(https://www.jalux.com/news/2023/blue-skyjal-plaza.html)